このアルバムでビートルズがカヴァーしたのは2曲。選んだアーティストは詳細不明ばかりだが、曲だけを聞いてるので気にしない。ビートルズ曲は分数が短いからこそ、何度も聞きたくなる要素がある。だからどのアルバムでも、長いカヴァーは選んでない。 |
01 Help | [ 他のカバー ] |
Isaac Scott - Big Time Blues Man シアトル・ブルースの王者、アイザック・スコットによるカヴァー。アレンジは原曲の雰囲気をがらりと変えた、カッコイイR&B風バラード。アルバムの出だしはノリがある方が良くもあるが、ここではそれは気にしない。 |
02 The Night Before | [ 他のカバー ] |
Sfuzzi East/West - L&M '65 Back 詳細不明のSfuzzi East/Westによるカヴァー。アレンジはシャッフルビートで黒っぽいテイストのロック。女性のコーラスが味を出していて、ソロがあるのもイイ。 |
03 You've Got To Hide Your Love Away | [ 他のカバー ] |
McCarthyizm - Victor & Vices 詳細は不明のマッカーシズムによるカヴァーで、アレンジはノリのあるロック。原曲に似たカヴァーが多いこの曲で、こういったアレンジは貴重とも言える。ジョー・コッカーのカヴァーも有名でカッコイイが、長ったらしく感じてしまう。 |
04 I Need You | [ 他のカバー ] |
Connie Corleone - Harrisongs Vol.1 これも詳細はよく分からないが、ジョージのトリビュートに収録されている、Connie Corleoneによるカヴァー。アレンジはロックで、バックの演奏がかなりカッコイイ。中盤から盛り上がる演出もナカナカ。 |
05 Another Girl | [ 他のカバー ] |
Punkles - Pistol ビートルズ曲をパンクでアレンジするドイツのバンド、パンクルズによるカヴァー。アレンジはもちろんパンク風。この曲は何故だがカヴァーが少なく、あったとしても完コピに近いものだけ。 |
06 You're Going To Lose That Girl | [ 他のカバー ] |
Bertram Brown - Fried Glass Onions ソウルシンガーのバートラム・ ブラウンによるカヴァー。アレンジはブラスなどが入ったソウル風のロック。ミディアムテンポだが、タイトなリズムでカッコイイ。 |
07 Ticket To Ride | [ 他のカバー ] |
Wee Willie Walker - The Goldwax Story Volume 3 ウィー・ウィリー・ウォーカーによるカヴァーで、アレンジはモータウン風。原曲はサビでコードが動くが、こちらは同じコードでやってるのが面白い。グルーヴもあるし、女性のコーラスもイイ味を出してる。 |
08 Act Naturally | [ 他のカバー ] |
Clint Michigan - Hawthorne To Hennepin オリジナルはバック・オーエンス。このカヴァーは詳細不明の男女デュオ、Clint Michiganによるもの。カントリー調が多いこのカヴァーの中で、これは珍しいバラード風。こういうセンスは高く評価できる。 |
09 It's Only Love | [ 他のカバー ] |
Bryan Ferry - Let's Stick Together ロキシー・ミュージックのリーダー、ブライアン・フェリーによるカヴァー。アレンジはR&B風のテイストもあるロックといったところ。独特の歌い方がクセになる。 |
10 You Like Me Too Much | [ 他のカバー ] |
Chris Richards - A Loving Tribute To George Harrison ジョージのトリビュートに収録されてる、アメリカのシンガー・ソング・ライター、クリス・リチャーズによるカヴァー。アレンジはロックでオリジナルを上回る良さがある。イントロなしの出だしもイイ。 |
11 Tell Me What You See | [ 他のカバー ] |
Teenage Fanclub - Why Don't We Do It In The Road ? スコットランドのギターポップ・バンド、ティーンエイジ・ファンクラブによるカヴァーで、アレンジはテンポのあるハードな感じのロック。この曲も人気がないのか、カヴァーが少ない。 |
12 I've Just Seen a Face | [ 他のカバー ] |
Holly Cole - Dark Dear Heart カナダの女性ジャズ・シンガー、ホリー・コール。アレンジは原曲とはがらりと変わったR&B風のロック。 |
13 Yesterday | [ 他のカバー ] |
Cassandre McKinley - Til Tomorrow Cassandre McKinleyによるカヴァーで、アレンジはピアノ弾き語り風。この曲は膨大な数のカヴァーがあるが、大抵が歌を聞かせるようなもので、面白いのは多くない。ずば抜けてるのはEyes Of Blueによるカヴァーだが、バランスが悪くなるので外した。 |
14 Dizzy Miss Lizzy | [ 他のカバー ] |
Cliff Richard - Cliff Richard / Don't Stop Me Now オリジナルはラリー・ウイリアムス。「Money」などもそうだが、リフが強い曲はそれがないカヴァーが面白い。クリフ・リチャードによるカヴァーはそんな一つで、アレンジは独自のリフを用いたミディアムテンポのビッグバンド風。 |